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糖
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単糖類
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ブドウ糖,果糖
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少糖類
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(単糖が2〜10個結合)ショ糖,乳糖,麦芽糖
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多糖類
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貯蔵多糖体
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デンプン,グリコーゲン(エネルギーになる)
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構造多糖体
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キチン・・・・・・・・甲殻類,昆虫の殻
ムコ多糖・・・・・コンドロイチン サメ軟骨
ヒアルロン酸・・・へその緒,胃粘膜
セルロース
アルギン酸・・・昆布,ワカメ
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活性多糖体
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丸山ワクチン
α・β−グルカン食品・・茸類メシマコブ・アガリクス、ミセラピスト
パン酵母イミュトール
クレスチン・・担子菌類サルノコシカケ科カワラタケの多糖体(β−グルカン医薬品)
カルシウムスピラン・・・・スピルリナエキス
活性ヘミセルロース・・・・数種の担子菌類培養物質AHCC
U−フコイダン・・・・・・・・コンブなどの褐藻類 メカブフコイダン
アラビノキシラン食品.・イネ科植物、クマ笹シームゴールド
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@解説
「α・β−グルカン」
グルカンとは、グルコース(ブドウ糖)がさまざまな形で結合してできた巨大高分子化合物です。
この意味ではグルコースもキチンもセルロースも全てグルカンに含まれます。
活性度は、このグルカンの中でも特にβ−1,3グルカン鎖にβ−1,6結合の側鎖がある形によって決まっています。
キノコ抽出物はβ−1,3/1,6グルカンがタンパク質と結合して吸収しやすくなったものです。
また他の天然成分(ヘテログルカン、ペプチドグルカン、プロテオグルカン、キチン質、レクチン、テルペノイド、ステロイド類、核酸複合体、食物繊維、脂質にも活性が見られる)による相乗効果もあるのかも知れません。
品質によってβ−1,3/1,6グルカンにバラツキがある可能性があります。
マツホド(ブクリョウ)やヤナギマツタケ、海藻の多糖体ラミナラン、カラス麦・大麦・ライ麦・小麦などから得られるβ−グルカンは活性を示しません。
パン酵母は、酵母菌からβ−1,3/1,6グルカンのみを抽出しており他の成分を含みません。
シイタケから取り出した抽出エキスを分離・精製し、β-(1→3)結合を主鎖とする高分子グルカンを単離したものが医薬品として注射される「レンチナン」です。
食細胞(単球、マクロファージ、顆粒球)やNK細胞はβ-(1→3)結合グルカンを認識して結合する特殊な受容体を細胞表面に持っています。ただしグルカンは側鎖の性質によって大きく異なります。
β-(1→3)結合グルカンと食細胞の受容体が結合する条件としては「分岐鎖が切断されていない」β-(1→3)グルカン鎖の数が保証されていること。
つまりβ-(1→3)結合グルカンが食細胞に結合されるよう粒子の表面から伸びていることです。
(β−1,3/1,6グルカン)
受容体は、鎖が2グルコース分子以上からなるβ−1,3グルカン側鎖の先端部分を認識し結合します。
これはつまり食細胞の受容体に認識されるβ−1,3グルカン側鎖を数多く保有するベーターグルカンほど機能を保有すると言えます。さらにこれに加えて螺旋構造を持っていることも重要との説もあります。
ではβ−グルカンの最適に粒子サイズはどうでしょう。
β−グルカンは腸管組織にあるM細胞という特殊な入り口から取り込まれ、パイエル板という特殊なリンパ節にある細胞に到達します。
ある研究によると10ミクロンを超えるような大きいサイズでは細胞に到達できないようです。
逆に小さすぎるとM細胞を通って腸管の上皮組織をさらに通過、血液を介して抹消組織に移動するだけでこれではただ体内に吸収されてしまうだけです。
これはβ−グルカンを注射した状態とよく似ています。
サイズとしては2−5ミクロンが最適との説があります。
最近は酵素処理などをして吸収を高めた茸食品もあり0.2ミクロン以下のものがあります。
メシマコブについてです。
これは茸類やパン酵母のβ−1,3/1,6グルカンと違い、グルコース以外にマンノースやガラクトースなどの糖からも構成されたα−1.4β−1,6結合をもつ分子量15万の酸性ヘテログルカンタンパク複合体です。
β−グルカンも含まれていますが分子量も大きく、特別に高い含有量でもありません。
メシマコブは、タンパクが結合していること、また細胞壁にあるキチン質や含まれる核酸・ゲルマニウムなどが特徴である言えます。
「カルシウムスピラン」
スピルリナに含まれる硫酸化された多糖体です。
スピルリナの熱水抽出成分であるSP−H(ポリサッカライド)という糖に含まれラムノース・フルクトースを主成分とする多糖体です。
「活性ヘミセルロース」
AHCCの原料はアガリクス・マイタケなどを除く数種類の担子菌類が使用されております。
今の所,どの種類の担子菌類が使用されているかは企業秘密として明らかにされていません。
多糖類の中には,キノコ系健康食品一般の主成分であるβ−グルカンのほかに,分子量の小さいα−グルカンが含まれている事が分かっていてこれがAHCCの要ではないかと考えられているようです。
特に長期タンク培養によって特徴的に生じるアセチル化α1.4−グルカンがカギであると説明をしているようです。
また後述のアラビノキシランも含まれています。
「U−フコイダン」
コンブ・ワカメ・ヒジキなどの褐藻類に含まれる複合多糖類です。
一つは主に硫酸化フコース(糖の硫酸化物)からなる「F−フコイダン」、もう一つはグルクロン酸を約20%含む「U−フコイダン」です。
通常の多糖体のような機能にの他、カルシウムの補給・アルミニウムイオン・過剰な鉄イオンの排泄という側面もあるようです。
U−フコイダンはグルクロン酸と、マンノース・フコースと呼ばれる単糖が並んでいる構造です。
「アラビノキシラン」
植物には,動物の様に骨格がありません。
それでも根を生やし,太陽と大空に向かってしっかりと立っています。
それはひとつひとつの細胞がしっかりと強固な壁を持っていてそれが植物を支えているからです。
動物の細胞は膜によって仕切られます。
この壁,つまり細胞壁を構成している材料の一つが「ヘミセルロース」と呼ばれる高分子の糖質
で,「植物繊維」の一種です。
このイネ科植物のヘミセルロースの主成分がクマイ笹や米ぬかに含まれるアラビノキシランです。
この場合は血中に移行しやすい低分子がよいと言えます。
クマ笹由来と米ぬか由来の分子量の比較は当店取り扱い商品の比較で以下になります。
いずれも吸収しやすい低分子です。
クマ笹由来のアラビノキシラン分子量・・・2000−4000ダルトン(アラビノース:キシロース=1:6)
米ぬか由来アラビノキシラン・・・・・・・・・・1000−5000ダルトン (アラビノース:キシロース=1:3)
「キチンキトサン」
カニやエビの甲殻類に含まれる多糖体です。
分子結合が強固で固く水にも溶けないもので化学構造は上のセルロースに似ています。
またキチンを分解していくと有名なグルコサミンになります。
有害重金属や放射性物質などと結合しやすいという特徴があります。
サメ軟骨に含まれるムコ多糖はこれに近いものになります。
ムコ多糖のムコとは粘液という意味で、多糖とはブドウ糖などの単糖が鎖のような形でつながったものを言います。
一般にはネバネバ物質と言われています。
このムコ多糖の中に多く含まれている代表的成分がコンドロイチン硫酸です。
コンドロイチンとは軟骨という意味のギリシャ語です。
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